Melancolia Storytelling

ここには涙はこない















note:

子守唄作家、という職業があるならなりたい。

というか、音楽は眠りに落ちる前に
いい景色をみるためのものと思っているので
すべての曲は子供大人問わずの子守唄のつもりで書いている。


あらゆる音楽の中で、いちばん好きなボーカルは、祖母の子守唄で
いちばん好きなサウンドは、
祖母の歌う子守唄とその環境音。

エコーの効いていないデッドなボーカルと
低く、生活と体温と人柄の感じられる声質とテンポとゆらぎ。
やすらぎをめざし、誰かのためにうたう、
という目的のあるうたと歌唱。

そして、声のまわりにただよう、
風の音、草木の音、虫の音。


それが、わたしにとっての音楽。













lyric:

涙はどこにいる
いちばん高い杉のうえ

桃色の夕暮れの
つるりとした川のさき

涙はどこにいる
北へ帰る鳥が運ぶ

夜になるとかたくなに
閉じてしまう花が隠す

ここにはもう届かない
もうここには涙はこない



涙はどこにいる
遠い街の坂の上

水のようにたゆとう
海の声の歌の中

涙はどこにいる
月に冷えた砂丘の果て

やさしい親鳥の
あたたかい羽の中

ここにはもう届かない
もうここには涙はこない






Where are tears
Top of cedar highest

In the dusk of pink
across the shiny river

Where are tears
Birds return to the north to carry

Stubbornly when it comes to night
Flowers would close the hide

It is not longer reach here
Tears not come here anymore



Where are tears
Slopes of the distant town

shimmers like water
In the song of the voice of the sea

Where are tears
End of the dunes a cold moon

Friendly parent birds
In a warm feather

It is not longer reach here
Tears not come here anymore







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by melancolia_at | 2014-10-05 10:37