Melancolia Storytelling

シュザンヌ













note:

ユトリロという画家は、
子供のころ、いつも
お母さんが帰ってくるのを
ひとりで待っていた。
お母さんは絵のモデルなどをしていて
恋多きひとだった。

ユトリロは寂しくて
お酒なしにはいられなくなった。
床にこぼれたお酒を床に
口をあててすすっていた。

医者につれていかれ、
医者から絵を描いてみては、と提案された。
絵を描くとお母さんが喜んでくれるので
ユトリロは絵を描いた。

やがてお母さんも絵を描き始めた。


数年前に、ユトリロとその母
シュザンヌバラドンの回顧展がパリで開かれ、
マドレーヌ寺院の裏手のギャラリーに
パリのひとたちが長い列をつくった。

そこには、正論も解答もなかった。
ひとが生きた跡だけがあった。





※歌詞の中に出てくる名前は、
シュザンヌのかつての恋人。

アンリは、画家のアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
エリックは、作曲家のエリック・アルフレッド・レスリ・サティ
アンドレは、ユトリロの親友、アンドレ・ユッテル








lyric:


シュザンヌとアンリ 
ムーラン・ドラ・ギャレット
恋のつぼみは 咲くのをやめない

情熱はカンヴァスに おさまらない
したたる緑の庭のその奥


シュザンヌとエリック 
ムーラン・ドラ・ギャレット
恋のつぼみは 咲くのをやめない

ラパンアジルの うさぎが踊る
手回しオルガン フランボアーズ


シュザンヌとアンドレ
ムーラン・ドラ・ギャレット
恋のつぼみは 咲くのをやめない

迷わない線で 囚えられた
イヴが気高く 林檎をかざす



シュザンヌ・ヴァラドン
ムーラン・ドラ・ギャレット
恋のつぼみは 咲くのをやめない

情熱はカンヴァスに すべておさまり
そこにいた誰もが 眠りについた








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by melancolia_at | 2014-11-10 04:01