winterlong
note:
きつね狩りの銃弾を逃れたきつねのうた。
真冬のきつねに限らず、
銃弾を逃れて、自分の身体の傷跡を
見ながら眠る夜は、誰にでもあるのでは。
lyric:
吹雪く森 身体だけが熱い
銃声は虚しく 雪の中に
逃げきった狐は 冷ややかな目
寒さで幹が割れ 吹雪の向こう
ありきたりな幻 怖がらせる
彷徨える雪原 winterlong
幻は上等なのだけ信じる
眠るときはいつかの 傷跡みてる
この身体が最後の 友達だから
銃弾が貫く この心臓
それを考えると よく眠れる
美しいオーロラ winterlong
無慈悲なものほど 美しい
息を切らす 息正す winterlong
吹雪く森 身体だけが熱い
by melancolia_at
| 2015-01-12 01:23