手づくり本を発売いたしました。
コンセプトは、「眠る前になでる本」。
総ページ数53ページ
(写真が印刷されたトレーシングペーパー27ページ)。
1500円(税込み)。
オーダーは、ネットショップ http://shop.hatidori.jp
もしくは、info.m.storytelling@gmail.comにて承ります。
お取り扱い書店/カフェ様
本のPVつくりました。
本の製作のご相談から製本までは
八鳥の板橋さんが親身に丁寧に担当してくださった。
板橋さんに、相澤さんの写真は光を感じるから
写真を全部トレペにしてことばが透けて見える
仕立てにしませんか、とご提案いただきました。
本の内容は、写真と詩と短編。
ただの読み物ではなくて、夜の木漏れ日、
精霊の通り道、ボートの上のカンテラ、
みずうみのねむり、博物館の静謐、美術館の天窓、
クジラのダンス、ハチドリの庭、海鳴り、木枯らし。。
わたしのうたと変わりません。
本はうた、うたは本。
制作NOTE
この本の最大の特徴はトレーシングペーパー(半透明の紙)の扱い。
通常トレぺは、本の最初と最後のページなど、部分的に「装飾」として使われることが多いのに対し、
この本では、「本編」として文字頁よりも多く使っている。
全ての写真をトレペに印刷して光に透けるようにする、と決めたものの、
写真は「装飾」ではなく「本編」にしたかったので、どれだけきれいにリアルに印刷で再現できるか、かなり不安だった。
サンプル版を見てびっくりした。美しい。日本の印刷技術って凄い。
本作りを指揮してくださった板橋さんがおっしゃるように、わたしの写真との相性もよかったのかもしれない。
特に真ん中の見開き頁の、薄暮の薔薇の写真は、トレペの質感とも相まって、なんともまろやかな存在感が出た。
そう、存在感。写真や色味や言葉ではなくて存在感のある本をつくりたかった。
一緒にいるだけでいい。たまに話すだけでいい、話さなくてもいい。
たまにけんかする。仲直りする。一緒に旅に出て一緒に眠る。そんな本をつくれた。
そして、あのなんともまろやかな薄暮の薔薇を、距離や時間を越えて届けることができる。
この光をはらんだ本があなたの無口な親友になることを願って。
melancolia storytelling
オーダーいただいた方からのご感想
わたしは夜明けが一番すきです。
気がつくと夜明けを待つ気持ちで本の中を歩いていました。
本を閉じて覚えているのは耳の奥がひんやりしたこと、
美味しい空気を吸ったこと、です。
この特別な本を手にとれるラッキーな人がたくさんいるといいなと思いました。
練馬のちひろ
美しい言葉と写真の本。美しさは、人に力を与えてくれる。
それは不確かで容赦のない世界を真っ直ぐに進ませてくれる力。
ミッチェル
静かな詩と短編と写真の素敵な本。美しいです。
いつも側に置いておきたい。詩を通して向こう側にいる自分に会える本。
板 香澄
短い文章の中に世界がぎゅっと詰まってて、優しい気持ちになれます。
個人的には最後の鹿の話が大好きです(○´艸`)宝物になりました!
みぞれ雪
枕元に、かばんの中にそばに置きたい写真と詩の本です。
ページをめくるごとに色々な世界に連れて行ってくれます。
ずっと大切にしたいし、大切なひとに贈りたい。
そんな、すばらしく美しい作品です。
chigaya(chigaya bake and coffee shop)
置いていただいている書店様による
ご紹介文の一節。
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by melancolia_at
| 2016-12-19 12:12
ライブ。お越しいただいた方、
ほんとうにありがとうございました。
遠い方は群馬県(!)から。
本やCDをご購入いただいた方も
ありがとうございました。
遠方から情熱的なお花も届けていただきました。
セットリストは全33曲。1朗読。
蝋燭の灯りだけでみなさんと
ひととき行方不明になれました。
昨日来ていただいた男の子からいただいたメール。
ありがたい。。
「相澤さんの唄に喚起されて浮かんだ
沢山の美しい情景や胸に迫る瞬間は、
映画を10本片っ端に見たとしても
目に感じることは出来ないでしょう。
凝縮された世界が心地良かったです。」
ちがやカフェの常連さんの
カッコイイ老婦人が昨日ライブに来てくださった。
一部で帰られるかな、と思ったら
最後まで聞いてくださり、CDを買ってくださった。
翌朝ちがやカフェに来て
ちがやさんにこうおっしゃったそう。
「ゆうべは、気持ちよく眠れたわ。
あのひと、今年、またライブやらないの?」
ほんとうにありがとうございました。
遠い方は群馬県(!)から。
本やCDをご購入いただいた方も
ありがとうございました。
遠方から情熱的なお花も届けていただきました。
セットリストは全33曲。1朗読。
蝋燭の灯りだけでみなさんと
ひととき行方不明になれました。
昨日来ていただいた男の子からいただいたメール。
ありがたい。。
「相澤さんの唄に喚起されて浮かんだ
沢山の美しい情景や胸に迫る瞬間は、
映画を10本片っ端に見たとしても
目に感じることは出来ないでしょう。
凝縮された世界が心地良かったです。」
ちがやカフェの常連さんの
カッコイイ老婦人が昨日ライブに来てくださった。
一部で帰られるかな、と思ったら
最後まで聞いてくださり、CDを買ってくださった。
翌朝ちがやカフェに来て
ちがやさんにこうおっしゃったそう。
「ゆうべは、気持ちよく眠れたわ。
あのひと、今年、またライブやらないの?」
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by melancolia_at
| 2016-12-18 12:15
新しいMVをつくりました。
設定は、南米の女の子の私生活。
テーマは、誰にも奪えない自分だけのちいさな美しい世界と、
そこですごす充ちた時間。
それは私の音楽のテーマ。
ちがやさんの、いろいろな国で見つけたアンティークのリボンなどの宝物も出演。
縷々夢兎とデイヴィッド・ハミルトンに捧げたい。
「En la estación de tren abandonada 廃駅にて」
melancolia storytelling
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by melancolia_at
| 2016-12-15 14:17
土曜日のライブは、お花、朗読、写真、本をご用意しますが、
一曲、食とコラボします。
ある食べ物のことをうたうと、その匂いがしてきてサーブされます。
いろいろ出しものがあるのでなく、空間も含めて、総体で数行の詩を表現したいだけ。
なぜならすべてのはじまりに詩があるから。ことばのない詩が。
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by melancolia_at
| 2016-12-15 14:10
写真展、はじまりました。chigaya bake & coffee shopにて。
レモンドーナツとストロングコーヒーがおすすめです。
写真展は思いつき。最近旅行した景色がきれいだったから。
写真がすごく好きでもないし、撮ったのiphoneだし。
ただみんながもっと日常でなにか展示や演奏してたらいいなと思うし
そのきっかけになれば。
そこから会話や出会いがうまれたり。
なによりちがやカフェの空間の良さを再発見できる。
#
by melancolia_at
| 2016-12-10 14:11